日本のサッカー観戦は本当に疲れる

皆さんご無沙汰しています。元祖サッカー日記の著者です。
Reds好きの皆さんも、このページに訪れる人はかなり減ってきているのではないでしょうか?
さて、早いもので私が日本へ帰国してすでに8ヶ月が経とうとしています。
日本のサッカー事情は?といいますと、欧州のサッカーが日本語解説付きで見る事が出来たりしてそれほど悪い環境ではありません。
しかし、特別応援しているチームもなく単純に欧州サッカーを楽しんで観戦していたドイツ時代と違い、私に関して言えば浦和Redsに肩入れしてスタジアムに行ったり、TVで観戦する今は本当に疲れます。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、今年の浦和Redsは私の帰国を待っていたかのようにナビスコ杯をゲットし、リーグ戦もあと一歩で優勝に手が届くところまで検討してくれました。
ナビスコ杯決勝〜
ナビスコの決勝も、京都からサポートに駆けつけようかと思ったのですが、優勝がかかるリーグ戦の最終戦やチャンピオンシップ戦を視野に入れていたため、そこはじっと我慢してTV観戦となりました。
ひいき目に見ても8割方Redsサポータで埋め尽くされたこの日の国立競技場で、Redsのサポータは選手入場に合わせて鹿島側ゴール裏を除くすべてを Redsカラーである、「ロッソ、ビアンコ、ネロ(赤と白と黒)」のプラカードで埋め尽くすパフォーマンスを見せ、試合前から鹿島を圧倒していました。この光景は世界広しと言えど他ではなかなか見られないものでありました。
試合の方は怪我人多発でまともにメンバーが組めない鹿島に対して、負傷者を出して一時数的不利な状況になった瞬間を除けば、終始ゲームを支配したRedsはまさに完勝とも言えるゲーム運びで4−0の大差で初の栄冠を勝ち取りました!
この勢いに乗ってリーグ戦も!と意気込んでいたところ、ファイナル3のアウェー清水戦でまさかの敗戦、順位の方も2位に後退してもう勝つしかなくなった名古屋戦(アウェー)へ、どうにも我慢出来ずに、いつものように家族を置き去りにして参戦することになりました。
〜ファイナル2 名古屋戦〜
この日は土曜日にもかかわらず朝から会社の健康診断。胃の検査もありバリュームまで飲まされた私は、下剤によりお腹をゴロゴロさせながらも新幹線で一路名古屋へ。
試合開始1時間前には瑞穂競技場へ到着し、ゴール裏サポータ席のど真ん中に陣取る事に成功。試合前にはデカ旗あり、人文字あり、紙吹雪ありと盛り上がりも最高潮。
試合の方はウェズレイにヘッドで先制される。Redsサポータ席に向けてマシンガンをぶっ放すポーズにサポータも大激怒。前半終了間際には永井の同点ゴールが炸裂し喜びの絶頂。まわりのサポータ誰彼かまわず抱擁の嵐。この時ばかりは私の周りに女性がいなかったのが少々残念。ここで前半終了。
優勝を勝ち取るには勝つしかないReds。サポータのリーダーも、「浦和では(最終戦を観戦予定の)6万人が待ってるんだ!気合入れて行こう!」と雄たけびをあげる。
しかし、そんな思いもウェズレイにことごとく打ち砕かれ最終戦を待たずに一足早い終戦を見せつけられることになりました。
ゴール裏は当たり前のように試合中立ちっぱなしの跳ねまくりです。60歳を過ぎているのでは?と思わしきご老人から、1歳にも満たない赤ん坊を試合中ずっと抱えて声を出す男性。ある意味楽しみを超越した観戦模様があちこちに広がっていました。日本のサッカー観戦は本当に疲れます。しかし、それでもサポーターはやめられません。まだ見ぬ歓喜のゴールを切るまでは。夜な夜なナビスコDVDを観戦し、モチベーションを保っている私です。まだ終わったばかりだけど、早くリーグ戦始まってくれ〜!。