ドイvsブラ 決勝@横スタ

とうとうここまでやってきたぜぃ!
夢にまで見たW杯決勝戦。新横浜の駅を降り名物シュウマイを買い込みいざ出陣。
駅からスタジアムまでの間はものすごい人でごった返しています。
「これ半分くらいの人チケ無しで来ているのでは?」と思いたくなるほど。そしてスタジアム到着。
あれほど脅かしていた入場の際の名義チェックは私の観戦した3試合に限って言えば一切なし。人騒がせだぜサッカー協会。
スタジアムへの階段を昇りきったちょうどその時、私の視界にはなんと木梨憲武が!TVで見る印象と違いかなりでかい。そしてさらにその後ろを見ると安田成美が!きれい、そしてすごく細い。
ブラジルのレプリカを着せた子供2人を連れてスタジアムの中へ消えて行きました。
私達もスタジアムの中へ。「…。何このスタジアム?」専用スタジアムでないため、観客席からグランドまでがかなり遠い。
サッカーをするスペースを看板で区切っている様子を見ると、箱庭でサッカーをしているように見えるほど。
ゴール裏に陣取った私達と反対側のゴールが霞んで見える。
W杯決勝を行うスタジアムとしては大変恥ずかしい。
外国人達にはどのように見えているのだろうか???

試合が開始されると、多くの外国人サポは自分の席を離れて立って応援を始める。
これを日本人警備員がなんとか着席を求めるが無理な話。
この争いは試合終了まで続いた。別に他の人からクレームがあるわけでもないのに、ルールを守らせようとする日本人。
真面目なのは認めるが、もう少し臨機応変に対応して欲しいと思う。
試合の内容はご存知のように前半ドイツが頑張ったが、結局個人能力で上回るブラジルにねじ伏せられる格好で勝負あり。
あれだけ頑張っていたカーンのファンブルから失点で万事休す。
試合終了前にスクリーンに映し出されたロナウドの涙も印象的でした。
表彰式、閉会式ではスタンドの屋根からものすごい数の折り鶴が。
「これ掃除大変そう…」と妙に現実的になってしまう。
試合が終わると同時に雨が降り出す。試合中に降らなくて本当に良かったと思う。
しかし、雨が降り出すと、2階席で屋根があるはずの私達のところにも雨が吹き込んでくる。屋根がまったく機能していない。誰が設計するとこんなものが出来あがるのか…。
スタジアムの外ではサッカーにまるで興味なさそうな若者達がブラジル人達と騒ぎまくっている。
彼らが騒ぐためにはブラジルが勝った方が良かったと思う。
しかし、あんな若者達よりよっぽどこの試合を見たいと真剣に思うサッカーファンがチケットを取れないのは問題だなぁと思う。
なんとかならないものか…。
この日は最終電車になんとか滑りこみ、電車を間違えることなく自宅へ帰る。
全てが終わってしまって力が抜けてしまった。
私の早い夏休みもこれで終わってしまった。

終わり。