GENK鈴木観戦

新しいもの好きの私は家族が日本滞在中なのを良い事に、同じく独身貴族中の斉藤さんとGENK鈴木観戦に出かける。
途中私のナビミスで少々時間はかかったものの無事GENKへ到着。
「クラブサポータ会員のみにチケット発売」とのインターネット情報に少々びくびくしていたものの、チケットもあっさりゲット!
ロッテルダムの小野の時もそうでしたが、ここベルギーでも私達日本人を見つけると、「スズーキ、スズーキ」を連発される。
中にはバイクのSUZUKIに引っかけて、「カワサキカワサキ」と連呼する者も。
これには一本やられたって感じ…。
それと日本人を見つけた時に必ずと言って良いほどされるポーズが両手を胸の前に合わせた合掌ポーズ。
「日本人でこんなポーズするやついねぇよ〜」と思いながらも僕らも合掌ポーズでお返しをする。
スタジアムはさすがに昨シーズンベルギーチャンピオンチームのものだけあって、こじんまりとしているものの、サッカー専用でとても観やすく私の好きなスタジアムでした。
この日鈴木は先発では出場しなかったものの、試合前の練習では私達の目の前でボール回しも披露してくれた。嬉しい。
試合は親善試合ということもあり淡々と進んで行く。私の興味も鈴木の出場だけに絞られたそんな後半開始直後、ビブスを渡された鈴木は他の選手達とアップ開始。この頃からスタジアムがざわつきはじめる。
満を持して登場した後半20分過ぎ、スタジアムはこの日一番の盛り上がりを見せた。
鈴木がかなり期待されていることが本当によくわかる。
出場時間は短かったものの、鈴木は相手ゴール前でFKをもらったり、オフサイドにはなったもののすばやい飛び出しであわや同点のシーンを演出。
残念ながらバレンシアに0−1で敗れたものの、鈴木の今後に期待が持てる内容だったと思われます。
しかし、ベルギーのファンもかなり熱いようです。試合の間ずーっと叫び続けるオヤジが私達の後ろにいました…。
帰りに斉藤さんがGENKのレプリカを購入するのを指をくわえて眺めながら、「次ここに来た時は…」との思いを胸に秘めて帰宅しました。

終わり。