ブンデスリーグ開幕!

W杯症候群にかかっていた私が待望していたブンデスリーグ開幕戦の日がようやくやって来ました。
義母が在独中にもかかわらず早速ドルトムントでの対ベルリン戦観戦へK橋さんと行ってきました。
K橋さんとは観戦相性が悪いのか、先日のドイツVSオーストリア戦に続きドルトムントまでの道中は雨。
屋根付きスタジアムのため、観戦中は濡れる心配はないとは言え、選手のパフォーマンスが落ちる雨の試合はいやだなぁと思っていたところ、スタジアムに到着するころには雨も上がり一安心。
しかし、8月の試合だと言うのに試合を観にきている客の中には皮ジャンまで着ている人の姿が結構見受けられる。
季節感と言うものなどドイツ人にはまったくない。
開幕戦と言うこともあり数々の催し物が用意されていました。
フェラー、スキッペ両ナショナルチーム首脳も出席しての先日のW杯慰労表彰、ブンデスリーグチェアマン(?)挨拶などなどの行事がなぜかブーイングの中滞りなく行われていきました。
そんなざわざわとした中いつの間にかキックオフ。
ドルトムントは怪我でアモローゾ、バーンズを欠く布陣ながらも強力なメンバー…と思った瞬間スローイングをプレーツが頭で流したボールをベルリンMFがボレーシュート!わずか開始1分の出来事にドルトムントサポは唖然。盛り上がるベルリンサポ。
その後は主審、線審の判定にスタジアム中騒然となりながら試合が進行。
そんな開始4分ドルトムントのコラーおじさんがオフサイド気味にゴール前に抜け出し、キーパーまでかわすが体勢を悪くしてシュートチャンスを失い、「やっちゃったか???」と思ったところW杯でも活躍した、今年から移ってきたフリングスがゴール前に突っ込んできたところになんとかパスを出してゴール!あっと言う間に同点に追いつく。
興奮したベルリンサポは、ドイツでは珍しい発煙筒を登場させスタジアムはさらにヒートアップ。
そんな熱いスタジアムの中、私はK橋さんの冷静な試合分析を聞きながらサッカーのお勉強をする。
試合が落ち着きだした30分過ぎ、ゴール正面から放ったシュートがポストにあたったはね返りをエバートンがきっちりと詰めてドルトムントが逆転!
選手同士のカバーリングなどもきっちり行きだして、「これはこのまま試合終了だなぁ」などと思っていたところ、後半30分になろうかというところでFWのエバートンに代えてMFのオリセーを投入。
この守備的な交代からバランスを崩し、もたもたとし始めた後半40分マルセリーニョからの抜群のパスがゴール前に通りベルリンが同点に追いつく。
さらに新しい選手を投入してなんとかバランスを取り戻そうとしたドルトムントでしたが、一度崩れたリズムは最後まで戻ることなく、私の今シーズンの初観戦は同点のまま試合終了となりました。
それにしてもドルトムントのロシツキは素晴らしい。日本人からも彼の様な選手が出てきて欲しいものだ。
そして、次なる観戦の狙いは来月のシャルケ戦かなぁなどと考えながら帰路に着きました。

大募集!!
どなたか12月に中田vs中村対決をイタリアパルマまで一緒に観戦に行かれる方いませんかぁ〜?

終わり。