レバークーゼンvsカイザースラウテルン@ベイアリーナ

すごい久しぶりの更新。
モルテンさんのご好意により、久しぶりのベイアリーナでのサッカー観戦。
心配された天気も上々、寒さも恐れていたほどのこともなく、また天井に備え付けられている暖房のおかげもあってかなりご機嫌の観戦。
公式の発表では22500人満員でしたが、最近の調子の悪さのせいか、スタジアムにはところどころ空席が…。
しかし、本来首位争いをしてもおかしくないこの両チームが、どうして降格争いをしているのか???
試合が進むにつれ、段々とその全貌が明らかになってきた気がしました。
前半の20分あたりで、ゴール前の混戦、ちょっとオフサイド気味からレバークーゼンブルダリッチが押し込んで先制。
その後も快調にレバークーゼンのペースで試合が進むか?と思われた30分過ぎ、DFのジブコビッチがこの日2枚目のイエローでなんと退場。1人少ない状況で60分近く戦わなくてはならなくなり、さあ大変。
その後は攻めるFCK、守るレバークーゼンが延々と続いていくことに…。しかしFCKもバスラーを右サイドのDFで使っているせいもあってか、攻撃に全くアイディアもなく、ただただクローゼ頼みの単調な攻撃で守りを崩すことが出来ない。
バスラーのFKも、往年の鋭さもなく結局このまま1−0で試合終了。
レバークーゼンサポとしては不甲斐ない結果か?と思いきや、私が見たレバークーゼンの試合の中ではかなり盛り上がっている部類の試合でした。
ドイツ人って、こういう耐えて、耐えて、耐え忍ぶような試合を見るのが好きなのでしょうか?
この日レバークーゼンで良かったのはバステゥルク。ドルトムントのロシツキ程のスピードはないものの、攻撃の起点としてかなり頑張っていました。
FCKではやはりバスラー。守りであんなに頑張っている彼は初めて見ました。また、一生懸命走ったときはまだ結構足が速い!
危険な場面を何度となく献身的な守りで救っていました。試合終了の笛がなったと同時に起き上がれなくなった彼を見て少々かわいそうでした。
しかし、FCKあんな試合をしていたら本当に2部落ちありそうです。
クローゼの橋幸夫ばりに顔を斜めにした独特の走りも見れて満足でした。

試合終了と同時にものすごい雨が…。帰りはびちょびちょになってしまいました。

終わり。